肝斑とは名前とは裏腹に女性ホルモンが関連しているしみのことを指しており、しみの中でも特殊な部類となっています。何故特殊なのかと言うと、通常しみの治療にはレーザー治療が効果的なのですが、肝斑の場合はレーザーなどを照射すると逆に症状が悪化してしまうため適応されないというところにあります。ほかにも光治療でも同様のことが言えるため、機械を用いた治療は適していないとされています。では、肝斑治療はどのように行われるのかと言うと、まず第一に選択されるのが内服薬による治療方法です。
と言うのも、肝斑治療に最も効果が高いとされているのが内服薬であり、それを用いることによって徐々に症状を緩和させていくことが可能となっているためです。そのため一般的な皮膚科のような診療となっていることが多く、痛みなく治療できるというところが肝斑治療の大きな特徴です。また、最近では内服薬での治療以外にも、もっと早く治療効果を出したいということで特殊なレーザー治療が注目を集めています。従来のレーザー治療では逆効果となってしまうのですが、この特殊なレーザー治療は従来のものよりも出力が弱く、肌にもやさしいものとなっています。
そして肌全体に均等に照射できるという特徴を持っており、その治療効果も確立されています。このように基本的に痛みを伴わなず、ゆっくりと治していくというのが肝斑治療のコンセプトとなっています。費用も内服薬のみなのでそこまでかからないので、気軽に治療ができるというところが魅力のひとつとなっています。
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