美容皮膚科での医療レーザーによる脱毛

美容皮膚科は皮膚科とどのように違うのでしょうか。一般的な皮膚科と言うのは、皮膚の疾患を治療する事が目的であり、湿疹やアトピーと言った病気の治療を行い、機能回復を目的としています。これに対し、美容皮膚科と言うのは美容脱毛、シワやたるみの治療、プチ整形と言った施術が中心になっており、機能を回復させると言うよりも、美容のための施術が中心になると言う違いが有ります。また、一般的な皮膚科での治療の多くは保険治療となるため、治療費の負担は3割となります。

これに対し、美容皮膚科で行われる施術は美容施術であり、自由診療となるため費用負担は全額と言った違いが有ります。尚、最近は脱毛をする人が多くなっていますが、美容皮膚科で行われる脱毛は医療レーザーを利用した方法が主流です。医療レーザーは黒いメラニンに強く反応を示す性質を持ち、肌にレーザーの光を照射されても、肌へのダメージを与えることなく、毛穴の奥にある発毛組織に光を集め、そこで熱エネルギーに変換をして発毛組織を破壊する事で永久性を得ることが可能になるのです。また、美容皮膚科で行われる脱毛は医療行為が可能な施設であるため、医療レーザーを取り扱う事が可能になるのです。

因みに、エステサロンなどの場合は医療行為が禁じられているため、医療レーザーを使った脱毛が出来ません。そのため、医療レーザーによる脱毛の施術を受ける場合には医療行為が可能な施設で受けることにより永久性を得る事が出来るのです。